貸付事業

特別貸付

特別貸付は借用事由により、入学貸付、修学貸付、医療貸付、結婚貸付及び葬祭貸付の5種類の貸付けがあります。

特別貸付の種類ごとの借用事由等

貸付種類 借用事由 対象者 貸付の対象となる学校
入学貸付 入学に要する費用
・入学金
・学用品代
・下宿等の権利金、敷金
 など
組合員、
その被扶養者、
その子
・高等学校
・中等教育学校(中高一貫校
 の後期課程に限る。)
・大学(大学院含む。)
・高等専門学校
・専修学校等(就業年限1年
 以上(各種学校は3か月以上)
 に限る。)
・国内の高等学校・大学等
 に相当する学校への海外留学
修学貸付 修学に要する費用
・授業料
・教科書等学用品代
・下宿等の家賃
 など
医療貸付 入院、療養又は治療に要する費用 組合員、
その被扶養者
結婚貸付 結婚に要する費用 組合員、
その被扶養者
その子、その孫、
その兄弟姉妹
葬祭貸付 葬祭に要する費用
(墓石等の購入を含む。)
組合員の配偶者、子、父母、兄弟姉妹及び配偶者の父母
(注)1 入学貸付及び修学貸付の対象となる学校は、学校教育法上の学校となります(外国の教育機関は学校教育法上の学校に相当する学校)。
(注)2 入学貸付及び修学貸付における対象学校以外の学校の就学に係る費用については、普通貸付で申し込むことができます。(例)幼稚園、私立の小学校、中学校、予備校など

特別貸付の種類ごとの貸付限度額

貸付種類 貸付金の限度額
入学貸付 給料月額(*)×6月分の範囲内で200万円まで
修学貸付 修業年限の年数に相当する月数1月につき15万円以内
・学年毎に申し込み、1年分をまとめて交付
・年次の途中に申し込んだ場合は、その年次の残月数分
医療貸付 給料月額(*)×6月分の範囲内で100万円まで
結婚貸付 入学貸付に同じ
葬祭貸付 入学貸付に同じ
(*) 給料月額は基本給のみ、手当は含みません。
(注)1 特別貸付の種類ごと(入学、修学等)のほか、対象者ごと(長男、長女等)、学校の区分ごと(高校、大学等)に、別借用事由となります。借用事由の貸付限度額の範囲内で何度でも申し込むことができます。
(注)2 複数の種類の貸付けを受けようとする場合の貸付けの限度額は、「複数の貸付けを受ける場合の貸付けの限度額」をご参照ください。

貸付金の単位・償還方法・償還回数

貸付金額ごとの償還額は、「貸付償還表」を参照してください。

(1)入学貸付、医療貸付、結婚貸付、葬祭貸付

貸付金額 貸付金の単位 償還方法 償還回数(毎月分)(選択)
10万円〜95万円 最低額10万円
5万円単位
毎月償還のみ 30回・60回・90回
100万円 30回・60回・90回・120回
105万円〜115万円 60回・90回・120回
120万円〜200万円 毎月償還及びボーナス
併用償還の選択
(注) 1 医療貸付は、100万円が限度額です。
2 入学貸付及び医療貸付は、申し出により一定期間の貸付金元金の償還開始を猶予することができます。猶予期間中は、利息等のみの償還となります。

(2)修学貸付

貸付金額 貸付金の単位 償還方法 償還回数(毎月分)
10万円〜115万円 最低額10万円
5万円単位
毎月償還のみ 金額により定められた回数
(30回〜120回のいずれか)
120万円〜180万円 毎月償還及びボーナス
併用償還の選択
150回
(注) 修業年限内は貸付金元金の償還開始を猶予することができます。猶予期間中は、利息等のみの償還となります。

申込時提出書類

(1) 普通・特別・災害(普通)貸付申込書
(2) 借入状況等申告書(貸付申込書の裏面)
(3) 借用証書(貸付月の22日まで)
(4) 雇用状況等報告書(貸付用)(申込時に60歳以上の方)
(5) 貸付種類に応じた次の表に掲げる添付書類
貸種種類 添付書類
入学貸付 入学証明書の写し又は合格通知書の写し
修学貸付 在学証明書の写し又は学生証の両面の写し(学年の確認ができるものに限る。)
※1 初年度に限っては合格通知書又は入学許可証の写しに代えることが可能です。
※2 同一貸付事由に係る2回目以降の申込みの場合は省略可能です。
医療貸付 医師の診断書の写し
結婚貸付 結婚披露宴案内状等の写し
葬祭貸付 ・会葬御礼状等の写し
・墓石等の購入は見積書の写し

利用の流れ

貸付申込から貸付金交付までの利用の流れはこちら